川口支部について

川口支部は月心会の重鎮である飯塚盛裕(琉球少林流月心会七段)が1984 年(昭和59 年)に初めて埼玉県に開設した道場である。

月心会では関東地区の門下生が一同に集まり関東空手道選手権大会(年4回開催)を開催しており、いまでは毎回500 名程が参加する大規模な大会ですが、大会を始めた当初は規模が小さく、この川口支部が稽古をさせて頂いている北川口幼稚園様の運動室をお借りして大会を開催していたこともあり、月心会では歴史ある支部(道場)でございます。月心会は親子で学べる道場を日本全国240 支部、海外に5 支部(イタリア、オーストラリア、インド、タイ、カナダ)を運営する規模になれたのも、宗家岡田俊郎に月心会創設当初から従事した飯塚盛裕の貢献は明らかである。

飯塚盛裕七段は、自らが開設した川口支部を後身に託すとして 2024 年1 月に支部長を隠退する事となるが、これからも月心会空手道の相談役とし空手を指導し続けていくこととなる。

これからは飯塚盛裕の意思を継ぐ者達が月心会の空手道を通して、地域の親子の絆を育むきっかけとなれるような稽古を目指して、川口支部を繁栄させて参ります。

数多ある空手道場の稽古方法とは違い、親子で学べる空手稽古を実践しており、一から学ぶ空手の動きには、お子様も親御様も覚えるまで同じ苦労を経験する事となり、それにより互いに助け合うことから思いやりや感謝の気持ちを養う事が出来るような親子関係を形成することができるようになります。

また、入会時から上級になるまで、一貫して行う「基本型」の稽古は、初心忘るべからずの言葉のように、型が出来るようになってもけっして慢心せず覚え始めた頃の志を忘れる事が無いように常に基本型の稽古を行うことで、入門した頃の未熟さ至らなさを思い起こすことが出来て、さらには型に刻まれた新たな意味を自らが気づくことが出来る空手の楽しさを経験することが出来る稽古を実践しています。

稽古では基本動作、型稽古、琉球古武道、ミット打ち、組手稽古を上級者も一緒に行い、後半は上達に合わせた空手型の指導をさせて頂きます。

2024年2月現在の門下生

川口支部202402

飯塚盛裕プロフィール

川口支部 飯塚教士
飯塚盛裕

1941 年3 月30 日誕生 埼玉県出身の空手家

琉球少林流月心会 川口支部の創設者

段位は七段(教士)

得意技は試割り(吊るし板割り)の達人

月心会経歴
1979 年(昭和54 年)に勤務先の転勤により宮城県仙台市に居住を始め、翌年1980 年に月心会の宗家岡田俊郎が仙台市に開設した空手道場に当時6 年生の息子と一緒に入門することとなる。
空手技では、類まれな突き技が空を切る速さで、他者を圧倒する衝撃を喰らわす突きを打つことが出来る程で恐れられていた。
その後、1983 年に勤め先の移動令により東京勤務となるが、時を同じくして東京へ先に戻っていた岡田宗家が開設していた月心会の荻窪道場に転籍して自身の稽古再開と門下生への指導にも人力していた。そして、翌年には岡田宗家より川口支部の開設と支部長の任命を受ける。
川口支部では埼玉県南部そして浮間地区から多くの門下生を育て、自らも得意な突き技を鍛錬し続けた結果、紐で吊るされた板を突き技により割る術を習得した。

稽古日時について

月3回開催
第1〜第3週  日曜日 17:00〜18:30

※大会等の都合により4週目以降の稽古日になることもあります。
※ご家庭の事情により稽古への途中参加と退出は可能ですので、事前にご相談下さい。

稽古場所

琉球少林流空手道 月心会 川口親子空手サークル
(北川口幼稚園内/駐車場有)
〒333-0835 埼玉県川口市道合1221

稽古内容について

稽古時間 1 時間30 分

※幼児や低学年は慣れ親しむまでは無理せず終了時間前に稽古を終える事も可能です。

準備体操〜月心会基本型〜ヌンチャク稽古〜型稽古〜ミット稽古〜組手稽古〜坐禅

指導者について

支部長
川口支部支部長
矢田義人 錬士 師範

琉球少林流空手道 四段補

武道未経験の父親でしたが勇気を持って長男と親子で月心会に入門、その後は長女も入会して二人の子供と親子空手を稽古していく中で、親子で幾多の同じ達成感を経験させて頂きながら、月心会と先輩指導者に憧れて現在に至ります。

趣味は、御朱印・東海道五十三次_徒歩の旅・縄跳び・ジョギング・家庭菜園・食べること・飲むこと、年甲斐もなくInstagram を始めました

戦歴
[全国大会]
第16回 月心会全国大会 (川崎) H22・8・8
▶組手の部 壮年級 優秀選手

第23 回 月心会全国大会 (横浜) H29・8・20
▶型の部 壮年段 3 位

第24 回 月心会全国大会 (川崎) H30・8・11
▶型の部 壮年段 優秀選手

第25 回 月心会全国大会(等々力) R1・8・18
▶型の部 シニア男子段 優秀選手第

26 回 月心会全国大会(大阪) R5・7・30
▶型の部 シニア段 準優勝
▶組手の部 シニア男子段 重量の部 3位

[古武道大会]
第4回 月心会古武道大会(等々力)H23・10・23
▶組手の部 壮年段 優秀選手

第5回 月心会古武道大会(等々力)H26・10・18
▶古武道一般の部 優秀選手

第6 回 月心会古武道大会(等々力)H28・11・27
▶ヌンチャク組手の部 3 位

[他流派大会]
第14 回 琉球古武道大会 R5・10・1
▶ 有段 混合の部 準優勝 武器 トンファー

指導員
渡邊 浩 師範代

琉球少林流空手道 三段補

戦歴
第78 回関東空手道選手権大会 H26.4.6
▶型の部 壮年男子級 優秀選手


平野 貴生

琉球少林流空手道 二段

戦歴
第90 回関東空手道選手権大会 H29.2.26
▶親子型の部 優秀選手(息子、智之と入賞)

第92 回関東空手道選手権大会 H30.8.26
▶組手の部 壮年男子級(重量) 優勝


平野 智之

琉球少林流空手道 二段補

戦歴
第90 回関東空手道選手権大会 H29.2.26
▶親子型の部 優秀選手(父、貴生と入賞)


阿久澤 優友
阿久澤 優友

琉球少林流空手道 少年二段